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チェコのストラホフ修道院で感じたこと

Category : 一日一言 · by 12月 9th, 2013

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去年チェコに行った時に訪れた
「哲学の間」(上)と「神学の間」(下)。

この時の衝撃は今も忘れることはできない。

プラハ城の脇にある、
ストラホフ修道院の中にあって、
中に入ることはできないけれども、
外の扉から写真を撮ることができた。

写真を撮るのに、
入場料以外で別料金3ユーロぐらい
取られたのだけれど。笑

でも、この「すごい!」という感覚は
できる限り自分の中に留めておきたかった。

人類が長い歴史の中で残してきた、
「知の世界」というのは、
僕にとって、あまりにも深く、
果てしないものだったのだ。

僕がこのインターネットという
限りなく無限に広がる世界の中で、
こうして自分の仕事を見つけ出そうと
真剣にもがいてきたのは、

「まだ知らない世界を、知りたい」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
という、欲求以外の何物でもなかった。

「知らない世界を知る」には、
毎日同じ場所で同じような人と
同じ仕事ばかりしていてはいけないし、

自由自在に移動することができるように
経済的にも自由になる必要があった。

サラリーマン時代、
どんどん頭が固まっていく
自分がとてつもなく恐ろしかった。

脳みそが、どんどん固まっていくのだ。

まだ10〜20代最初のうちは、
脳みそが柔らかくて、色々吸収できる。

あらゆる知識を学び、
自分の中に新しい回路を作ることができる。

でも、だんだんと、年老いていくにつれ
脳みそには「可塑性」がなくなっていく。

「可塑性=かそせい」

というのは、自分の脳みそが、
様々な影響を受け入れる柔軟性があるということ。

要するに、

「異質なもの」を許すこと
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

あまりにも固定的で現実的な、
非ドラマティックな生活を送っていると、
僕らは小さなことでも抵抗感を覚えてしまう。

僕がこの世界に対して、
ひとつだけ伝えるたいことが
あるのだとすれば、

そんな冷たくて暗い、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
変化のない世界で生きているのは、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
本当につまらないよね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ということ。

僕らは、とにかく背伸びをしないといけない。

人間は「わからないもの」に出会うと、
自分の能力を精一杯高めて、
その不可解さを飲み込もうとする。

本来、そういう生き物なのだ。

だからこそ、
ストラホフ修道院の部屋は、
あれほど美しく、壮大なのだ。

結局のところ、
その挑戦と応戦の繰り返しの中で、
僕らは成長して飛躍していくし、
むしろそうするべきなのだ。

わからないものと、出会え。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これさえできれば、
多分1年で世界変わると僕は思います。

ドラマティックに生きなければ、
ドラマティックな出会いも人生も生まれないのだ。

というわけで、今日も楽しみます^^

片岡亮太

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