「集客」と聞くと、何を思い浮かべますか?
メールアドレスを取得するページを作って、リストを集める。
リスティング広告を売って、自分の販売ページに見込み客を呼びこむ。
フェイスブックでセミナーの告知をして参加者を集める。
もちろん、これらは全部正解です。
「集客」とは、書いて字のごとく、客を集めることですから。
ですが、私がネットの世界で、フリーランスのデザイナーとして
数々のLPを制作するになってからひとつ確信していることがあります。
それは、
薄っぺらい集客では、薄っぺらいお客しか集まらず、そのビジネスは近いうちに必ず崩壊する。
ということです。
こういう人、結構多いんです。
頑張って商品作ったんだから、この情熱を届ければ必ず売れる!とか。
ウチの商品はすごいクオリティなんだから、とにかく人をがっつり集めれば絶対に売れる!とか。
商品の価格や価値なんて、単なるひとつの側面にすぎません。
見る人の立場や環境が違えば、プラスにもマイナスにもなる相対的で、曖昧なものです。
そんなひとつの側面ばかりに全力でこだわって、他に大切なことをたくさん見逃してしまう。
まさに木を見て森を見ず、ですね。
たしかに、SEOやPPC、またブログだったりメルマガだったり、FacebookやらTwitterとか。
世の中には様々な集客方法があり、実際にやれば結果の出る方法はいくつもあります。
そう、集客する手段は別に新しく自分で生み出さなくても、目の前にたくさんあるのです。
そして、それを優しーく手取り足取り教えてくれる(自称?)集客コンサルタントと呼ばれる方々も大勢いますので、必要であれば30万円ぐらい払って教えてもらえばいいと思います(とはいっても、あまりうまくいった例は聞いたことはありませんが)。
結局、何が一番の問題なのかというと、
「自分がどうしてその集客方法を選んだのか?」
という集客に対する根本的な思考や考え方の問題であり、
「自分はきちんと集客に対して己の軸を持って取り組んでいるか?」
ということです。
ただ言われたことをそのまま何も考えずにやるだけ、、、というのは、ネットを使って何か商売をする上で致命的な弱点です。気がつけば、情報の海に溺れてしまって何が正しいのかわからなくなるでしょう。
集客のやり方は無数にある。どれも正しい。
だからこそ、きちんとそこに自分なりの集客の流儀を見いだせるか?
これこそが、勝負を決めるポイントでしょう。
「答えがどこかに必ずある」と勘違いをしている人たちが、小手先のテクニックばかりを教える●●塾だったり、たいして中身もない仲良しクラブのようなセミナーに参加してしまうのは偶然ではありません。
思考の軸がないからこそ、フラフラと揺れ動いてしまうのです。
結論としては、どんなビジネスにも、どんなターゲットにも当てはまるような「集客の正解」なんてものは、どこにも存在しません。
でも、誤解をしてほしくないのが、「集客の最適解」であれば確実に存在する、ということです。
そしてそれは単純に一度でたどり着くものではなく、真剣に集客と向き合い、自分のビジネスと向き合い、数々のテストを行って辿り着く場所です。
残念な思考は、残念な結果しか生まない。
集客に対しても、決して目先の流行や結果に振り回されることなく、ひとつひとつ自分の頭で検証していくことが大切です。
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