フリーランスで生活している人たちが一番悩んでいるであろうことのひとつに、「時間管理」があります。
フリーランスというのは、基本的にひとりで仕事をしますので、決められた就業時間もなければ、終業時間もありません。
また、各案件ごとに納期はあるにしても、その締め切りに向かってどのようなスケジュールで作業していくのかというのは、全部自分で決めなければいけません。言ってしまえば、いつ仕事をしても怒られないし、結局のところ最終的に完成物を納品すれば、責任は果たしたことになります。
でも、そうやって「あ〜なんとか間に合った〜」と言っているうちは、フリーランスにとって危険信号といえます。
「仕事をする」と「仕事をし続ける」というのは全くの別物
やはり生活リズムが一定していなければ、集中力が格段に落ちますし、眠気をこらえながら作業しなければいけない事態にも陥ります。時間管理が適当でも、「仕事をする」ことは可能ですが、「一定のクオリティを保ったまま仕事をし続ける」というのは、とても難しいのです。
私も独立当初はとにかく勢いで仕事をこなしていたので、締切に追われている時に「どうして自由になるために独立したのに、こんなに時間に追われてしまうんだろう」と感じ、そしてひとりで仕事をするということは、逆に言ってしまえば誰も助けてくれない状況だということにも気がつきました。
でも、いきなり生活リズムを整えようといっても、すぐに規則正しい生活を送れるようになるほど、人間は強くありません。
かくいう私も、昔からひどい夜型で、早寝・早起きは大の苦手でした。
ただ、フリーランスになって3年目、少しずつですが自分の時間を自分の意思でコントロールできる力がついてきたようにも感じています。自分の時間をコントロールできる実感が湧くようになると、1日が非常に長くなったような気がしますし、一日のタスクを終えてもまだ時間が残っているので、新しいビジネスを考えたり、時には思いっきり好きなサッカーの試合を見たり、ゲームをしたりします。
なかなかうまく時間管理ができないという人に、まずここから始めてみようというおすすめの方法があります。
それは、夜寝る時に、「瞑想」するというものです。
人は、起きる時間だけは、自分自身で決めることができる
早寝早起きをすることが、生活リズムを整えるために必要なのは、誰に言われなくてもわかっていることです。
でも、それができないという人が悩んでいる要因は、おそらく「夜きちんと眠れない」ということだと思います。
実際のところ、「朝早起きしたいんだけれど、いくら寝ても眠たくて、二度寝してしまう・・・」という悩みがとても多いです。
私も夜あまりうまく寝付けないタイプの人間でしたので、「明日から生活を整えよう」と思いベットに無理やり入っても全く眠れず、結局は起きてパソコンを朝までいじるという生活パターンを繰り返していました・・・。
そこで、私は寝る際に、以下のような寝たままで実践できる瞑想アプリを入手して、音を小さくして流しながらベットに潜るようにしました。
このアプリは、女性が色々と優しい声で、瞑想状態に入る動作を指示をしてくれますので、適当に聴いて従うだけで、なんだか心が落ち着いてきます。
寝る前に瞑想状態に入ることで、頭の中の興奮状態が落ち着き、気持ちが安らいでそのまま眠りにつくことができるようになったため、次の日の朝にも疲れが残らないようになりました。
「夜きちんとぐっすり眠れればなあ・・・」と感じている人は、騙されたと思って一日だけ使ってみるといいと思います。有料のコンテンツもありますが、私はそれも全部購入し、毎晩聴く内容を変えています。(瞑想の具体的な内容については、いつかまた書きますね)
人はどんなに忙しかろうと、起きる時間だけは決めることができます。でも、それにはやはり短い時間でも夜ぐっすり眠りたいというのが本音・・・ということで、こういったアプリがとても役に立ちます。
スティーブ・ジョブズも毎日瞑想していた!
ここ最近、瞑想やヨガが流行していますが、おそらく私のように自分で独立起業して、フリーで働く人が増えてきたことも、その流行の要因としてあるでしょう。
でも、こうして自由に使える時間が増えたのに、現代はスマホを筆頭に集中力を奪うような誘惑がとても多く、時間がうまくコントロールできないと悩む人が増えているのだと思います。
なので、上記のようなアプリを使って、まずは夜だけでも心を落ち着けて、「また明日がんばろう!」と思える状態になって眠りにつく工夫をしてみましょう。それを続ければ、きっと毎日の仕事の付き合い方も変化してくるし、生活リズムも整ってくると思います。
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