ランディングページを運用していく上で、必ず注意しなければいけないものに、広告掲載ポリシーの問題があります。
「広告掲載ポリシー」というのは、つまり「広告を出稿するために守るべきルール」というものです。
私もデザイナーとして多くのランディングページ制作に関わってきましたが、特に健康食品、美容品など薬事法が関わる商材、また金融系の商材において、デザインそのものがこの広告掲載ポリシーに引っかかっていないのか、非常に気をつかう部分でもあります。
代表的な広告掲載ポリシーには、
・「医療広告ガイドラインの更新」(2013年9月に厚生労働省より発表)
・「貸金業登録番号の記載」※Yahoo!の広告においてチェックの対象とされている
というものがあります。
ネット広告が広まり、携わる人が増えれば増えるほど、ポリシーが厳しくなっていく傾向がありますが、重要なのは、そうした法律の変化に敏感になっておくことです。前もってしっかりと情報収集をして、変化に応じていきましょう。
そこで、広告掲載ポリシーについて、私達が気をつけなければならないポイントについて、以下の3点まとめてみました。
現在のランディングページが文言の表現がポリシーに違反していないか、ガイドラインで確認する必要がある。
現在の広告が広告掲載ポリシーに反していないか、時折確認する習慣を持ちましょう。
もし法改正に気がつかずにそのまま運用していると、気がついたら広告が停止していたという事態も十分あります。
広告掲載ポリシーについては以下のページで確認できます。一度チェックしてみることをオススメします。
◯AdWords「広告掲載ポリシー」
https://support.google.com/adwordspolicy/topic/1626336?hl=ja&ref_topic=2996750
◯Yahoo!プロモーション広告「広告掲載基準」
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=1491
広告掲載ポリシーは法律の改正により変更されることがあるので注意する。
法律は時と共に改正されていくものですので、以下のような公式ページで最近の動向にも注目しておくことが大切です。
今後も法律の改正によって、今までの運用方法が通用しなくなってしまうこともあります。常に変化に敏感になっておくことが大切です。
◯AdWords 「今後と最近の変更点」
https://support.google.com/adwordspolicy/topic/29265?hl=ja&ref_topic=3230816,1308156,
Yahoo!プロモーション広告「広告主様へのお知らせ」
http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/announce/2016/index.html
広告不承認になったとしても、サポートを受けることで改善点が判明する場合がある。
もし広告が不承認になったとしても、そこには必ず原因がありますので、あきらめずに一度各広告のサポートデスクまで連絡を入れましょう。簡単な修正ですぐに広告が復活できるケースもありますので、何がだめなのかを一度聞いてみることも大切です。
◯AdWordsのサポート
https://support.google.com/adwords/answer/8206?hl=ja
Yahoo!プロモーション広告 お問い合わせ先一覧
http://promotionalads.yahoo.co.jp/support/contact/index.html
今後も広告掲載ポリシーには敏感になる必要がありますが、ルールが厳しいのはライバルも同じことです。大切なのはこうしたしっかりとルールを守った上で、ランディングページ上で自社の商品やサービスの魅力・オリジナリティをいかに伝えていくかが勝負です。
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