交通事故の示談交渉術とは？
一般的に、日本人は海外の人と比べて交渉という行為が苦手です。
あまり自分の意見を主張することができない国民性だからですね。
ですが、示談交渉においてはそうした弱みに漬け込まれず、
事故の規模に見合った正当な示談金を手に入れるために、
自分の主張をしっかりと伝えるようにしましょう。
それがいい結果になるための示談交渉術のひとつです。
また、交通事故では多くの場合、事故を起こされた加害者ではなく、
その加害者が加入している保険会社の人間が交渉の現場にきます。
（これを示談代行サービスといいます。）
基本的に、保険会社は1円も自社から払いたくないという
傾向があるため、交渉においてもまずは自社の利益を第一に追求してきます。
保険会社の提示額は、実際の相場よりも確実に低いということを
しっかり頭に入れておくことも、交渉術のひとつです。
言ってしまえば、向こうは年に何百回も示談交渉をしているプロです。
交通事故の示談交渉に関してほとんど何も知らない被害者は、
うまく言いくるめられてしまう可能性がありますので、
まずは慰謝料の相場がどのぐらいなのかをしっかりと把握しておきましょう。
示談交渉術の第一歩は、まず正しい知識を身につけるところから始まるのです。
