自転車同士が交通事故を起こした場合の過失割合は？
自転車同士が交通を起こした事故での過失割合は、
その事故当時、お互いがどのような運転状態だったかで、
その割合が大きく変わってきます。
どうして大きく変わってしまうのかというと、
一般の自動車とは異なり、
・自転車同士の事故
・自転車と歩行者の事故
この２つの過失割合には今のところ
一般的に類型化された過失相殺率がないのです。
一般の自動車事故においては、
「判例タイムズ」に掲載されている過去の事例や、
類型化された表にもとづいて、その過失割合を決めます。
ですが、自転車同士にはその基準がまだきちんと定められていないため、
どれだけお互いが道路交通法を順守して走行していたのかが問われることになります。
そのため、厳密な割合についてはここでは語ることができませんが、
実際の判例を参考にすると、
・片手運転
・前方不注意
・スピード出しすぎ
・車道では左側通行をしていたか？
そのような基本的な道路交通法が守られているかが
過失割合の大きな基準になるようです。
万が一、自転車事故にあった際に不利な立場に立たされないよう、
安全運転を心がけたいものです。
